Kyō Ganoko
京鹿子
[ジャンル] | 地唄 |
[作曲様式] | 組歌 |
[流派] | Yanagawa Ryû - 柳川流 |
詩 :
一 これはきようがのこンいろもよやン、めゆいてぎわも、よやンきよやノン、 あらみやここいしやノ、みやこのしてたち、こいしやノ。 二 これはソレきようこそでン、イヨいろオもよやン、もんがらやてぎわも、 よやンきよやノン、あらみやここいしやノ、みやこのそめどの、 こいしやノ。 三 しんのイヨやみにも、イヨしんのソレやみにも、まよはぬイヨわれを、 ああたンだソレそ、マタノソレそさまの、まよイヨはすれ。 四 ソレふけやイヨまつかぜ、イヨふけやソレまつかぜ、 イヨあががれよイヨすだれ、いまのソレこ、いまのソレこうたの、 ぬしみたや。 五 はなとならば、ちりかかる、おんみはもみじの、いろよノウサテ、 ひかずにそひて、いろまさる。 エイうめのにおいを、うめのにおいを、さくらばなに、やどらせて、きみのたぶきに、 ささせつつ、あおばのままに、ながめばや、ながめばや。 六 エイしやくはちの、しやくはちの、ひとよぎりこそ、ねもよけれ、 きみとひとよは、ねもやらぬ、あらこころなの、きみさまや、きみさまや。 エイそかたとこかたとは、まつにふじの、さがりえだのごとく、 たそかれどきに、かかるか、なさけにそひし、みにみにまとはるる、 まとはるる。 |